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2018.04.16
カテゴリー: その他
先日、実家に帰り母の手料理を食べながら、母と談笑していた。
会話の内容は、「仕事はどう?」とか「彼女はできた?」とか「ちゃんとご飯食べてるの?」とか、日常の何気ないことを話していた。
その中で突然、母からびっくりすることを言われた。
「もっと褒めてあげれば良かったね、ごめんね」
全く想像していなかった言葉をもらうと人は動揺する。僕は「えっ、何かあったのか?」とちょっと心配もした。
確かに、僕が母を人に紹介するときに「すごく褒めてくれる」とは確かに言わない。
でも、悔やむこと謝るようなことなのかと、よく考えた。
僕は母になったことはないから想像の世界だが、これが母の愛なのだと思った。
「子供に今よりももっと良くなってほしい。幸せに生きてほしい。」
僕は35歳になった、母は62歳になった。それでも母の想いは変わらない。
僕は実家を出ているから、ふとした時に、母は僕を想いながら、もっとこうした方が良かったかなと愛情を注いでくれているのかなと思っている。
さて、子供としてはどうすべきなのか。愛情をただ受け取るだけで良いのか。過去を振り返ると受け取ることすらしなかった時期もあった。いわゆる反抗期。
子供としても母の愛情に応えることは「義務」なんじゃないかと思っている。
ただ、「母の望むように生きる」とは違う。
母の気持ちをしっかりと受け止めたうえで、自分の人生を自分らしく生きていくことが、母の愛情に応える一つの方法だと思っている。
生徒たちとも時にはこんなことも話しながら、「夢を叶える家庭教師」として自らを成長させていこうと改めて思う。
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